| 海外の風景＞退職直後の海外旅行その1＞アメリカ再訪 アメリカ再訪 平成5年(1993) 54歳 カナダ、アメリカ合衆国  |
| １．退職直後、3つの海外旅行 54歳で30年余勤務した職場を退職した。 有難いことに送別会等で忙しいかったが、いくつか対応が必要であった。 ①まず、ゆっくり休む、 ②次の職に就く、 ③再出発のために充電する、 ④終の棲家を求める。 これらのため、できれば6ヶ月休み、かつて留学したコロラド州立大学で1学期聴講しようと考えた。 しかし、②について3ヶ月以内に就くことを求められ、これを最優先することにしたため、 前項①，③，④は雲散霧消した。 さて、どうする？ 次の海外旅行はこの機会にしかない。 ・在任中要請等もあり世界各国に多くの仲間を派遣した。その際、「赴任中訪ねる者がいない場合は 私が退職時訪ねる」と広言していた。その履行。 ・コロラド州立大学で聴講できない代替に、大学と恩師を訪ねたい。 ・交流が深かった韓国農水産部とソウル大学から（多分送別会含みで）講演を依頼された。 結果は上記だけで3ヶ月が消えた。それぞれについて写真を貼り付けた。本稿はその1である。 |
２．計画
目的
1/4世紀前の留学でお世話になった方にお会いする、また懐かしい大学、街、コロラド・ロッキーを訪
ねる、ことである。
密かに考えていたことは、この1/4世紀日本も私もよく働き＄１＝360円が＄1＝100円までに経済力
は高まった。さて彼我の格差は実際に縮まっているのか確認したい、である。
恩師がサンフランシスコの近くのAthertonの転居されているので、ここを訪ねる。その際に鯨岡辰馬
さんの水田農業を見たい、また留学の帰途観たカナディアンロッキーをもう一度見たいと計画は少し膨
らんだ。
自動車学校
空港からは車の運転が不可欠である。サンフランシスコでは幸いにも赴任しているAさんにお世話に
なることができたが、カナダ、コロラドではレンタカーを借りることにした。しかし、1/4世紀運転し
ていないので、再度自動車学校に入学し、指導を受けた。
日程
割安航空券（1人125千円）を利用した。
9月19日 成田発、サンフランシスコ経由カナダ・カルガリー着。空港近くのホテルに泊
20～22日 レンタカーを借り、バンフのホテルに泊まり、カナディアンロッキーを周遊
23日 カルガリー発、スポーケン経由デンバー着。レンタカーを借り,Ft.Collinsのホテルに泊まり、
旧知を訪ね、また旧地を周遊
29日 デンヴァーからサンフランシスコ。恩師宅に泊
30日 Aさんと鯨岡辰馬さんの農場を訪ね、サンフランシスコのホテルに泊
10月1～2日 帰国
実行
9月19日
夕方成田発、朝サンフランシスコ着
夕方の便でカナダ・カルガリーへ。夜着き、Ramada Inn Airportに泊まる。
9月20日
予約のレターカー店に連絡すると、カルガリー市内の店舗に案内される。
初運転が大都会で緊張した。
バンフに向かい、Inns of Banf Park にチェックインし、カナディアン・ロッキーを周遊する。
9月23日
カルガリーからスポーケンで乗り継ぎ、午後デンヴァー着。
空港でレンタカーを借り,Ft.Collinsへ。大学の側の高層ホテル泊。
明日から5日間、懐かしい人に会い想い出の地を歩く。
デンバーを昼前に発ち、サンフランシスコに昼過ぎに着く。
Aさんにお世話になり、恩師に会い、国府田農場を訪ねる。
（令和５年６月 記）