海外の風景＞退職直後の海外旅行その2＞海外赴任者訪問 海外赴任者訪問　平成5年(1993)　54歳　フランス、ポーランド、ジンバブエ、アルゼンチン、チリ

１．退職直後、3つの海外旅行 　54歳で30年余勤務した職場を退職した。 　有難いことに送別会等で忙しいかったが、いくつか対応が必要であった。 　　①まず、ゆっくり休む、 　　②次の職に就く、 　　③再出発のために充電する、 　　④終の棲家を求める。 　これらのため、できれば6ヶ月休み、留学したコロラド州立大学で1学期聴講しようと考えた。 　しかし、②について3ヶ月以内に就くことを求められ、これを最優先することにしたため、 前項①，③，④は雲散霧消した。 　さて、どうする？　次の海外旅行はこの機会にしかない。 　・在任中要請等もあり世界各国に多くの仲間を派遣した。その際、「赴任中訪ねる者がいない場合は 　　私が退職時訪ねる」と広言していた。その履行。 　・コロラド州立大学で聴講できない代替に、大学と恩師を訪ねたい。 　・交流が深かった韓国農水産部とソウル大学から（多分送別会含みで）講演を依頼された。 　結果は上記だけで3ヶ月が消えた。それぞれについて写真を貼り付けた。本稿はその2である。

２．計画 訪問国と日程 　担当部局に相談すると、 　　OECD、ポーランド、ジンバブエ、アルゼンチン、チリ が該当するとのことである。 　旅費を節約するため、 ・パリまではソウル経由でエアロフロートを東京で購入（エコノミー111千円） ・パリからジンバブエ経由ブエノスアイレスまではパリで購入（ビジネス481千円） ・ブエノスアイレス・チリ・東京間はブエノスアイレスで購入(ビジネス＄1850） することとし、次のような19日間のうち11日(国内便を加えると13日）は飛行機に乗るという厳しい日程となった。 10月13日　成田　朝発　ソウル経由　パリ　夕着 　　　14日　パリ　朝発　ワルシャワ　午前着 　　　18日　ワルシャワ　午後発　パリ　夕着 　　　20日　パリ　深夜発　 　　　21日　ジンバブエ・ハラーレ　昼着　 　　　24日　ハラーレ　午後発　ヨハネスブルグ　深夜乗り継ぎ 　　　25日　サンパウロ　朝乗り継ぎ　ブエノスアイレス　午前着 　　　27日　ブエノスアイレス　午後発　サンチアゴ　午後着 　　　29日　サンチアゴ　夕発　サンパウロ　深夜乗り換え　 　　　31日　成田　昼過ぎ着

土産 　感謝、慰労の気持ちを少しでも表するため、土産に工夫した。 　定番の軽くて、腐らないもの（お茶、海苔など）でなく、少し重くて腐り易い 　　越前の笹漬け、瓶詰のイクラ、タラコ、ウニ、塩辛、羊羹、しるこ、和菓子 を用意した。 　パリに到着した夜はフグの刺身のサクでフグしゃぶを愉しんでいただいた。

３．実行 10月13日　パリ　へ 10月14日　朝パリ発　2時間弱でポーランド・ワルシャワ着　 10月15日

10月16日 10月17日　 10月18日　パリ　へ 10月19日 10月20日　航空機のストのなかジンバブエ　へ 10月21日　ジンバブエ　ハラーレ　着 10月22日　Hwangeへ 10月23日　Victoria　Falls　そして　ハラーレ　へ 10月24日　アルゼンチン　へ 10月25日 10月26日 10月27日　チリ　へ

10月28日 10月29日 帰国へ 10月30日 10月31日 帰国

(令和５年６月　記）