5．Maroon Peak
リーダー Cさん
ここは、アメリカ合衆国最高の景勝地である。
Maroon Bell(今回登るMaroon Peakと少し低いNorth Maroon）とMaroon Lake、
これらを取り巻くアスペンの美林で構成される。
アスペンが黄葉し、MaroonBell に初雪がつく頃は特に美しい。
Teamはこの山にどのようにアクセスするか、どこに露営するかを決定するのに苦労した。
情報不足と、それに伴う少ない情報の混乱が原因である。
最終的にはシャトルバスを利用してTHから歩き,designated campsiteに露営し、そこから
往復することとなった。
平成28年7月14日(木）
OurayのCGを早朝発ち,Aspen Higland Villageから有料バスに乗る(シニアには割引がある）。
途中予約をとれなかったCGを見る。なかなか良い。
バス停の側にあるRanger事務所でSnowmassと同様の手続きをする。
Rangerにdesignated campsiteについてさらに念押しし、11ケ所あることを確認した。
これまでの2つの山と同様WEBガイドの表示は
DifficultYClass３
であるが、
THには
の掲示がある。
１０：０４(2846) 発
すぐにMaroon Lake
ここから少し登るとCrater Lakeに近づく。
Crater Lakeにはしっかりと道標があり、designated campsite 1-11の案内と焚火禁止、ごみの持ち帰り
が示されている。
翌日の行動を考え、足を伸ばし,NO11に入る。
その下のNO10が水場にも便利なのでここに設営する。
ルール違反には厳しい罰金が科される。
15日(金)
５：３４ 発
すぐにスコットランドのチーム4人が追い越す。
まもなく日が昇る。
6:15(3191) 旗71 トレイルから離れる。
踏み跡が乱れ、トレースを追いにくい。
米国人2人が追い抜く。彼らは速い。
単独行のハンガリア人が追いつく。
スコットランド人とハンガリア人とはしばしば前後する。
体調は良いが、耳が塞がりって聞こえないだけでなく、話しにくい。高度障害ではない。
すぐ元に戻るだろうと我慢する。
８：５１(3803)
撤退するならこのあたりとWEBがいう近くでも改善しないので、安全を見てリーダーに独り下山する旨伝える。
私のことを心配して全員一緒に降るということになる。まことに恥ずかしく、申し訳ない。
3人は尾根まで空荷で登ってくる。
9:36(3926) ここが最高到達点
待つ間周りを写真に納める。気づかなかったがなかなか美しい。
CSに向かう。
途中黒い雲が広がり、落雷等心配されたが、
幸い好転し、
１２：１５ トレイルに合流
１３：０５ CS 着
もう1泊の予定であったが、日程調整日でもあり、
撤収し,AspenのFFのCGに向かうことにする。
13:57 CS 発
見納めし、
１５：２２ TH 着
降りに撮った花の写真は少ない。
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厳しい氷河期を経験したアメリカ大陸は種が少ないと考えていたが、
高山植物に詳しいAさん,Bさんは日本より格段に花の種類が多いという。
昆虫が少なく、鳥も少ないのに、花が多いわけはないと考えるが、素人には難しい設問である。
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(平成28年8月12日 記）