8月7日 Grand Coullee Damを見る カナダに入国する
Grand Coullee Damを見る
本旅の目的の一つコロンビア川のGrand Coulee Damを見学する。
内務省開拓局の概要書にリンクする。
3葉はダムの売店で求めたスライドである。
電力需要が発生したので未着手だった右岸の発電施設をけ節中であった。
驚いたのはこの施設である。
ダムから水を落下させ、そのエネルギーで高位部に揚水している。
揚水し、これを長さ27mlの貯水池に貯留し、そこから１００万エーカーの農地にかんがいしている。
この貯水池を観に行った。
これは最近GPSで観たものである。
帯状の谷の両端をダムで締め切り、ここに貯留し、他端でかんがいに取水している。
勾配ゼロの水路である。
感心した。
このアイディアは1/4世紀後、水資源公団豊川用水幹線水路の２連化工法の発想に繋がった。
シアトルは迂回した
関心がなかったわけではないが、日程に余裕がなく市内に入らず、迂回した。
この後一度乗り換えに空港を利用しただけで、未だ訪ねていない。
カナダに入国した
主任教授にPeace River Project調査等を薦める手紙をサンフランシスコ領事宛てに書いていただき、
これをご理解をいただき、公用旅券で追加渡航ができた。
初めて通過する陸路の国境である。
誠に美しく平和である。
美しい街と聞いているが、街の外れのモーテルに泊まり、観光していない。
ここもその後訪ねることがない。
（令和５年６月 記）