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天狗岳

夏の遠征に向けてトレイニングを続けているが、疲れるばかりで成果はあがっていない感じである。
おまけに山での生活技術も落ちている。

今回は天狗岳1泊である。

平成27年2月11日(祭) 晴れ、稜線はガス、風が強い

多摩を朝早く出る。南アルプスが美しく見えるが、八ヶ岳は稜線が雲の中。
山花開に寄り、除雪された林道を通り、渋の湯へ。

10:05(GPS標高1848m、以下、同じ) 発
今日はできるだけピッチを長くとる。
11:14(2153) 八方台分岐
11:49(2219) 唐沢鉱泉分岐、休まず。
12:50(2388) 黒百合平

テント場を登録し、
風の当たらない絶好の前夜設営跡地に設営。
テントの伸びが無いので、苦労する。

1:24 ヤッケを着け、目出帽を用意し、天狗岳へ向かう。
林間を出ると風が強い。
西天狗岳からガスが延び、頂きはすぐに見えなくなる。
頂上近くで2組に遇う。

最後のところでアイゼンが外れた。エルブルース以来、2度目である。
原因が分からない。

2:50 天狗岳
視界は無い。
根石岳への下りに細い踏み跡がある。
すぐ下山。

3:07 分岐
3:56 黒百合平
ここは陽が当たり、暖かい。

小屋で求めたビールと酒と、持参の焼酎をゆっくり飲む。
6時過ぎには寝袋に入る。
少し姿勢を変えるたびに、脚がつる。情けない。

12日(木) 晴れ

星が出ているが、そんなに冷えなかった。
4時頃から食事。
登録番号札と空き缶を小屋に戻す。
小屋の例の温度計−14℃。暖かい。

5時半に下山へ。
休まず歩き、
6時40分 渋の湯着。





(平成27年2月12日 記)


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