天狗岳
1週間前に白毛門を予定していた山なかまシリウスの会山行が、
降雪量と天候の都合からここに変更された。
メンバーはXさん（リーダー）と若いYさんの3人である。
この後の赤岳山行と合わせ、冬山が本格化する前の恰好の訓練山行である。
平成25年12月22日(日) 晴れ
この時期には珍しい激しい降雪があったばかりで、事前に管理事務所に除雪をお願いした。
昼過ぎ、山花開着。
山小舎を整え、山道具を準備していると、お2人が到着。
ゆっくり懇談し、Yさんにエヴェレスト街道トレッキングの写真を見せていただく。
最初の海外山行が自己手配とは、素晴らしい。
結構飲んだが、早めに休む。
23日(祭) 晴れ
いつもお世話になっている日本山岳会の赤岳山頂6：00の6時間前の天気予報
「天気:晴れ 気温:-15 ℃ 風向:西 風速:8 m/s」
不注意で水道管を凍結させた。
食事後Xさん車で渋の湯に向かう。国道と県道を結ぶ林道が除雪されており、有り難い。
結構な台数がすでに駐車している。前日からか？
お湯を入れた水筒を忘れてきたのに気づく。
衣類の調整、パッキング等でも何かピントが抜けている。
６：３０(GPS標高1821m、以下、同じ） 発
良く踏まれているが、滑り易い。いつものようにアイゼンを着けない。
順調に歩き
８：４４(2381) 黒百合平
名物の大寒暖計が外されている小屋前では,荷下ろしの準備がされている。
結構な数のテントである。
水を求め、管理事務所に水道修理依頼を電話する。
森林限界を超えると風が結構強い。
ヤッケを着け、序にアイゼンを履く。、お2人を待たせ申し訳ない。
鎖場も雪で固められた階段となり、歩き易い。
大きなグループが降りたところで
１０：１６(2646) 天狗岳
風が強いが、見事な眺望である。
根石岳方面も踏まれている。
写真を撮ったところで、往路を下山。
１１：１９ 黒百合平
アイゼンとヤッケを脱ぎ、渋の湯へ。
途中水道の修理について管理事務所から電話が入る。
１２：５０ 渋の湯
山花開へ戻り、解散。
この冬最初の雪山。耐寒はじめ、いい訓練になった。
腕首を温め、血行を良くする衣類を試着し、効果を確認した。
赤岳ではここにカイロを貼り付けてみる。
(平成25年12月26日 記）