天狗岳
高校の卒業55周年記念同窓会出席を機に、旧友X君との交流が始まった。
嬉しいいことである。
渓流釣りに熱心なX君はロープ・ワークに関心があり、少しお手伝いをするうちに、
一緒に山を歩こうということになり、山花開に泊まり、北八ヶ岳に出かけた。
なおX君とは長崎の山を露営で歩いたことがあり、その写真を複製していただいた。
驚いたことに学生服姿である。
8月に、大河原峠から蓼科山を一緒した。X君は靴を破損しながらも調子良く歩いた。
今回は新調した靴の初おろしを兼ね、渋の湯から天狗岳を往復した。
前日夕方に山花開に入り、軽く飲み、食べ、早めに就床。
朝4時に起きると、星空である。
５：０９ 渋の湯 発。ライト無しで歩ける。
昨年5月に歩いた時に、
「数えきらないくらい歩いている路であるが、いつも雪のときであり、
このような路はほとんど記憶にない。」と感じたが、
今回もまた同様である。
特に石がごろごろして歩きづらい。
しかしX君は公園の中を歩いているようだという。
新調の靴も調子良いようである。
６：０７ 八方台分岐。この辺りから早い下山者に遇う。
６：３９ 唐沢鉱泉分岐
７：２７ 黒百合平。テント10余張。
ガスのなかである。
下山者に頂上の天気を尋ねると、ご来光の写真を見せてくれる。
佐久側から風があるので、ヤッケを着る。
ここからの登りには少し疲れたようであるが、
登るにつれ青空も少し見え、励ましてくれる。
８：２９ 天狗の庭分岐
８：５１ 天狗岳
賑わっている。
特に中高一貫校の生徒が小さな体に大きなザックを背負いながら、
はつらつとしている。
残念ながらガスで、眺望はないが、これに代わる美しいものに遇った。
X君撮影
軽く食事を摂り、往路を下山。
１０：１５ 黒百合平
陽が当たっている寒暖計は23℃。
X君、膝が痛いようだ。
経験的膝痛対策を話した。
１２：３０ 渋の湯
気温14℃。黒百合平の寒暖計は気温を示していない。
すぐ発つが、大渋滞で5時間半のドライブ。
運転のX君はさらに疲れたことと思う。
(平成25年9月23日 記）
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