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八幡平・秋田駒ヶ岳

かつて勤務した秋田県庁のOB会出席の機会に、秋田の山を歩いている。
1昨年は単独で鳥海山、昨年はOBのNさんと森吉山を歩いた。
今年は先約があり、OB会を欠席したが、Nさんに誘われ、Kさんも加わり、
八幡平から秋田駒ヶ岳へ次の予定で縦走することを計画した。
 1日 K車を下山口田沢高原へ、私は夜行バスに乗車
 2日 鹿角花輪で合流し,N車で八幡平へ
    頂上周遊後縦走し、三ツ石山荘泊
 3日 田代平山荘泊
 4日 秋田駒ヶ岳周遊し下山、
    K車でN車回収、私は秋田市で懇談後、夜行バスで帰京

平成24年10月21日(日)
 朝から雨、のち曇り

予定時刻より少し早く合流、風雨が強くこれでは歩けないが、
八幡平まで行き天気の回復を待つことにする。

11時ころ雨止む。
この時点で縦走を断念。八幡平を周遊した後車で孫六温泉に回り、田代平山荘に泊まることに
日程を変更した。

(以下、記録を失くし、コースタイムを記すことができない)

Nさん,Kさんも八幡平は初めてのとのこと、なかなかいい。




頂上(1613)の標識があるが展望が利かない。展望台は工事中。




玉川温泉を経て田沢湖高原に回り、孫六温泉に駐車し、歩き始める。

しばらく登ると高原にでて、乳頭山が見える。天気は回復基調。

田代平山荘に着く。
暗くなる前に水場へ。これはなかなかの難路、暗くなってからは見つけることはできなかったであろう。
小屋の外壁は塗装が必要であるが、中はなかなかきれいで、毛布まで置いてある。
飲み、食べ、寝る。毛布を重ねても薄い夏寝袋では寒い。

22日(月) 曇り、すぐ快晴

小屋 発
ガスが濃く、風もあり、雨具を着ける。
乳頭山(1478)
笊森山(1541)
このあたりでトレイルランナー、4歳児を連れたハイカー等縦走者に遇う

湯森山

焼森


横岳(1582)

ここから縦走路を離れ、阿弥陀小屋へ

小屋にザックを置き、男女岳(1637)へ

降って、また男岳へ
ここからの景色は良い。



女岳は遠いし、湯気も出ていることから行かない。
すぐ近くの水場で水を汲み、小屋へ。
外も中もトイレ小屋も立派、少し雨が吹き込んでいるが毛布もある。
今夜も独占で、ゆっくり飲み、食べ、温かく寝る。

23日(火) 雨

駐車場への道は未整備と熊で通行止め。ぐるっと乳頭山を巻きながらゆっくり降りる。
元気なKさんは早足で降り、下の駐車場まで車をとりに行く。まことに申し訳ない。
雨の中を結構登ってくる。遠来のツアー客が多いようだ。

八合目小屋でKさんを待ち、紹介いただいたいい温泉で汗を流し、田沢湖駅まで送っていただき、
来年の岩手山行きを約束して分かれる。

Nさん,Kさんはは渓流釣りで鍛え、強い。しかもNさんは私より5歳年長である。
加齢による劣化を心配している私には相当の励ましになる。
お2人には大変お世話になり、感謝に堪えない。

GPSが不具合である。


駅のジオラマに私たちが計画し、キセルに終わったコースが示されていた。
確かにいいコースであるが、再挑戦する機会が残されているだろうか?
新幹線で秋田に戻り、旧友と懇談し、夜行バスまでお付き合いいただいた。
これもまたまことにありがたいことである。

前後夜行バスの3日の山旅は、後に疲れが出た。


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