初めてで最後の滝谷
岩登りを教えていただいた、高名な堀田弘司ガイドは
夏になると馴染みの北穂高小屋に部屋を構え、
都合に合わせて登ってくる生徒に日々ルートを変えて岩登りを愉しませた。
未熟な私も声をかけられ、参加した。
(記録が定かでないので、間違いがないか心配である。）
平成13年8月6日 晴れ
６：１４ 上高地 発
８：３０ 横尾
食事を摂り
９：１０ 横尾 発
都岳連で一緒したSさんは沢をそのまま詰め、途中ビヴァークし、翌日合流する。
１１：３５ 涸沢 １１：５０
北穂東稜や前穂北尾根を眺めながら、歩き、
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１４：００ 北穂高小屋
しばらくして岩登りを終えて戻った皆さんとデッキで生ビールを美味しく飲んだ。
ここからの眺めはすばらしい。
前穂高岳
翌朝の前穂高岳
槍ヶ岳
翌朝の槍ヶ岳
積雪期に一度は登りた横尾尾根
7日 晴れ、豪雨
この日のルートは、｢滝谷をいろいろ登った者が最後に登る」ところとなった。
天候が崩れることを読んで決められたのであろう。
初めて見る滝谷に圧倒される。
稜線を離れ、やせ尾根を降り、
堀田ガイドが懸垂点にセットし、
全員懸垂で降りる。
登れるかどうか心配したが、難なく登れた。
小屋に戻ったところで急遽東京に戻らなけねばならないことになり、
１４：００ 豪雨のなかを小屋を発ち、
１５：２５ 涸沢
１７：２０ 横尾
ここでタクシーを予約するが、
釜トンネルの閉門時間に間に合うはずがないと断られる。
１９：０６ 上高地
運よく空のタクシーがあり、無事トンネルを抜け、帰京できた。
（平成25年2月4日 記）
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