白馬主稜
デナリ遠征を間近に控え、訓練も兼ねた山行を中島佳範ガイドにお願いした。
なおデナリ遠征に私の力量で参加できるかどうかについては倉岡裕之ガイドと中島ガイド間で
判断してもらった経緯がある。
以下の写真はすべて中島ガイドからいただいたものである。
平成17年5月14日 晴れ
前夜車で猿倉に入り。軽く飲んですぐ寝た。
中島ガイドは少し後に着かれたようであるが、すでに眠っており気づかなかった。
３：４０ 発
デナリで使う高所靴を試用する。
主稜が見えてくる。
コースタイムは次の図の赤数字のとおりである。
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以下、説明抜きで写真を貼りつける。
すぐ、見事な快晴となる。
しかし雪は堅い。
頂上は遠い。
快調である。
頂上の小屋に予約していたが、本日中に下山することに決め、
途中で小屋にキャンセルの電話を入れる。
少し近づいたが、まだまだ。
大分近づいた。
もうすぐ最後の壁である。
最後の壁に着いた。
中島ガイドは右に巻かず、直登するようだ。
ナッツで支点を採る。
中島ガイドが頂上の支点にフイックスしている 雪庇を抜け、頂上へ
驚いたことに、いま登ってきたところをスキーで滑降する人はいる。
怖くて見ておられない。
デナリ遠征中にこの話を江本ガイドに話したら、雪が着いていれば、どこでも滑れるとのことである。
これにもまた驚いた。
眺望を愉しみ、
山小屋で休憩をとり、
１４：００ 下山へ。
１６：１０ 猿倉の駐車場 着
中島ガイドのおかげで、また天気に恵まれ素晴らしい山行となった。
一休みし、帰京。
車を止め、不帰ノ険を振り返る。
(平成24年11月14日 記）
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