奥又白池
山なかまシリウスの「天上の楽園「穂高池巡り２題」」のうち奥又白池だけ参加した。
できればその前に上高地周辺のまだ歩いていない焼岳、蝶ケ岳以南を歩きたいとも考えていたが、
用務が入り、結果として奥又白池だけとなった。
メンバーはリーダーのAさん他8名で,テント泊するBさんと私以外は徳沢園泊である。
平成28年9月2日 曇り・晴れ
集合の午後4時にぎりぎりに間に合うように多摩を出た。上高地着のバスが少し遅れたが、
写真を撮りながらも少し速足で歩き、間に合った。
先週見ることができなかった秋田の仲間に写真を送ろうと期待してきたが、今回も奥穂高岳は見えなかった。
明神は見えた。
皆さんにテント張りをお手伝いいただき、すぐにラウンジで懇談となった。
この会は豊富な酒とつまみに話題が多彩でいつも楽しい。
夕食の7時になり、テントに戻り、夕食の準備をしていると、
食堂で夕食を終えたBさんから名品のつまみと焼酎のお誘いを受け、
最近の海外トレッキングの話をうかがい、
酒が切れたところでテントへ。
3日 曇り・晴れ
気温が下がらない。天気は好天とは行かないようだ。
4時起床。
いつもの簡易食を摂り、テントを畳む。
前穂北尾根の稜線は見えないが、陽は当たっている。
林間の良い路を登る。
多くの慰霊碑の側を過ぎると、しばらくで路が開けて涸沢の分岐。
７：０９(1861)
ここで取りつきを確認するのに時間がかかった。
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痩せ尾根の、しっかり踏まれた路を急登する。植生のおかげで高度感はない。
若い2人組が先行している。
熟年のカップルに追い越されるが、皆さん快調。
数か所でお助け紐を使う。
以下、一息入れたところ。
８：０８(1989)
９：０５(2270)
９：２９(2370)
樹木が低くなって、
草付きになったところで
９：５８(2477) 奥又白池
悪名高かった黄金の池は、きれいに澄んでサンショウウオも泳ぎ、
天井の楽園の美称に相応しくなっている。
若い2人組は前穂高岳を目指している。
北尾根はガスの中であるが、頂上が一瞬見えた。
秋には一段と美しくなるだろう
眺望を愉しみ、腹を満たし、
10時半下山へ。
13：１５ 徳沢に戻る。
ラウンジで乾杯して皆さんと別れ
１３：４０ 上高地へ。
往路と同じく1:25で上高地着。バス、あずさの便が良く、早く帰宅できた。
上高地に詳しいAさんのおかげで、いいところを訪ねることができた。感謝！
(平成28年9月5日 記）
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