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北アルプス ダイアモンド・コース縦走

なぜこのような名称で呼ばれていたのか分からない。
KUWV部の2回生がPWでこのコースによく出かけていた。
この年も数チームが編成されたようで、私達のチームは4名である。
記録は部報とアルバムによる。
写真はメンバーのWさんが撮ったものであろう。

昭和35年7月19日

京都発21:00

20日

富山から千寿ヶ原まで電車、ケーブルカーで美女平、バスで弥陀ヶ原に
8:40 着
9:00 弥陀ヶ原
12:40 室堂 露営

21日

4:40 発
立山・大汝山を経て
11:30 ザラ峠
12:40 五色ヶ原



     大火口壁とその溶岩台地、雄大な薬師岳、美しい黒部五郎岳、笠ヶ岳

22日

4:35 発
8:10 スゴ乗越
この下りから黒部川の流れが見える。
今日一日で赤牛岳と水晶岳の形が大きく変化した。
10:15 間山

23日

4:00 発
7:00 薬師岳南峰


  早朝5時頃朝日に映える薬師岳カールと黒い槍穂

9:30 太郎小屋
12:00 上岳中腹
このキャンプサイトのお花畑はすばらしい。


               

24日

5:00 発
9:00 黒部五郎岳


                  、 



          以上の3葉は黒部五郎岳から観たつなぎ写真

12:20 五郎沢と黒部川の出合
13:00 祖父平
最高のワンデリング
上岳中腹の露営場から黒部五郎岳のカールまで見事なお花畑、
五郎沢を下降し、出水平を経てコバイケイソウの祖父平に露営。

25日

5:40 発
8:40 雲の平祖父岳下
祖父沢を遡行し雲の平へ。


                
昨日歩いた黒部五郎岳とそのカールが美しい

26日

6:00 発
6:30 祖父岳
8:00 鷲羽岳
9:00 三俣蓮華小屋
双六岳を巻く。
11:45 双六小屋キャンプサイト

27日

4:20 発
6:20 西鎌尾根
台風予報のため、ほとんど人に遇わない。
7:50 槍ヶ岳肩 
ここで解散し、
私は上高地まで単独で歩き、木曽福島にバスで行き、帰京した。
皆は二俣に泊まり、翌日常念、蝶を越え、二垂山稜キャンプサイトに泊まり、
小倉バス停に降りている記録になっている。

 

注:
53年前のことであり、記憶が定かでないものが多い。
すべて露営で薪を集め、炊事をした時代である。
早発は露営場の確保と使い残された薪を拾い集めるためだったのだろうか。

この夏同じコースを歩いてみようかと検討したが、自信がなく、断念した。


(平成24年7月31日 記)


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