第9日（７月17日） Breithorn グループ登山
もっとも易しい山であるので、独りで登るつもりであったが、
今年はクレバスが多く、ロープを繋がいないと危険であるとの知人のアドヴァイスで
グループガイド登山にした。
登山ガイド事務所で受け付けられると、装備等を記した紙1枚を渡され、
これに即して
朝7時半にロープウエー乗り場に集合した。
若いヴェトナム人夫妻、中年に近いスリランカ人男性2人と私が客である。
自己紹介もない。
ヴェトナム人男性が遠慮深げに私の年齢を尋ねたので、
いつものようにいくつに見えると聞き返す。
60，65，68，70，72歳まで挙げたが、80歳と教えた。ただし他には言うなと釘を刺したが、
トイレに行っている間に話してしまったようである。
終点のMatterhorn Glacier Paradise で装備の点検を行い、ハーネスを着け、
９：０１(3799m) 旗041 発
スキー場を外れたところで
９：２０(3826m) 旗042 ロープを短く結ぶ。
私はしんがりである。
これからが歩きが速く、付いて行くのが大変。
９：５０（3931m） 旗043 アイゼンを着ける
ロープの間隔をさらに短くする。
ここから1人のスリランカ人がしばしば休みをとるようになったので、
私は楽になった。
クレバスは確かに5，6箇所ある。
スリランカ人も頑張り、
１１：０５(4162m) 旗044
特に感慨無し。
軽装である。
１１：２０ 頂上を譲るために、下山へ。
今度は先頭になる。
１２：０３(3937m) 旗046 アイゼンを外す。
これからまた早く歩くので、付いて行くのが大変だった。
霧で視界がきかなくなる。
スキー場でロープを解かれても緩い登りを急ぎ登って行くのには参った。
１２：５０(3826m) 旗047 着、解散。
疲れた私を心配してヴェトナム人夫妻がキャフテリアに席を見つけ、コーヒーをごちそうしてくれた。
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